なぜダークサイドに目が止まるのか。


動物に関わることって必ずしも嬉しいです楽しいことばかりでもありません。

殺処分問題、食犬祭り、闘犬、心ないブリーダーの存在などなどネガティブな問題は挙げだしたらキリがない。
動物に限らずもろもろの社会問題にも目を向けますが、とにかくダークサイドに目が止まります。
バリやハワイ旅行で見かけた働く小学生らしき子供たち、差別、戦争、武器ビジネス…こちらもキリがありません。

どうしてこんなにダークサイドに目が止まるのか。
生まれ育ったバックグラウンドがそうさせるのだと思います。
母は広島の人(私も3歳までは広島で。)、父は満州生まれ。どちらの家庭も戦争とは切っても切り離せないわけです。

原爆資料館には数え切れないほど行ったし、数年前には大和ミュージアムにも。
中国にはまだ行っていません。(祖父が私たち孫を中国へ連れて行こうとして貯めていたお金をパチンコで使ったらしい!)

とにかく細胞レベルで「戦争はいけないこと」と叩き込まれている。
戦争がなぜいけないことなのか考えると結局、うまく表現できないんだけれど…境界線を引くこと(差別とか敵味方の区別をするとか)が人間同士を引き裂くのだと思うのです。

だから人間と動物に境界線を引くことにもとってもとっても違和感がある。
人間だって自然の一部。人間だって動物。動物だって人間と同じように喜び悲しみや苦痛を感じるのだから。
ワンネスっていうこと。

いち、コミュニケーターの独り言、でした。
写真は私の猫、Shiva。